たかくらじんじゃ
祭神は、事代主命。
百人一首ゆかりの地であり、藤原定家の直筆短冊があったといわれています(明治時代に紛失)。
狛犬は三対で、一の鳥居を入ったところに明治期のワンワンスタイル、尻尾をぴんと立てて、頑張ってる感じがかわいいです。
結構立派な石造で、筋肉の膨らみまで表現されています。口の中に玉があるし、なかなかの業師ですな。
拝殿前に昭和の岡崎型、阿形は玉、吽形は子連れです。
本殿横の摂社の前には、もはや何が何だかわからないくらい風化して、苔むした岩の塊のような狛犬がおすわりしている。
残雪の残る静かな境内で休むことなく健気に佇む狛犬の姿に目頭を熱くしました。
ぶひっ!