サンリオSF文庫

「サンリオSF文庫総解説」はホントに面白かった。
当時米SF一辺倒だった翻訳SF界にヨーロッパSFやマルケスやカルペンティエールなどラテンのマジック・リアリズムまで幅広く拡散させつつ、新進の米SFから未訳の古典までを含めた大変な文化事業だったのだ。しかも、文庫の価格設定で。新刊が出る度にハアハアしていたことを今でも思い出す。
それを、サンリオが一部上場した途端に銀行屋風情が入り込んできて、「あれは儲からんからやめろ、これは赤字だからやめろ、キティちゃん以外は儲からんからぜーんぶやめろ」と、日本経済だけじゃ飽きたらず、この偉大な文化事業までぶち壊しくさりやがったわけである。
銀行屋や金融屋なんぞ、この国の歴史に何一つ残すことが出来ないに決まっている。
サンリオはサンリオSF文庫だけで日本の文学史に燦然と輝いておるわ。ヽ(゚∀゚)ノ パッ☆

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