検察の在り方検討会議 第1回会議 議事録

検察の在り方検討会議

検察の在り方検討会議
第1回会議 議事録

第1 日 時  平成22年11月10日(水) 自 午後0時31分 至 午後2時49分

第2 場 所  法務省20階 第1会議室

第3 議 題
1 法務大臣あいさつ
2 座長あいさつ
3 委員自己紹介
4 議事の公表等の在り方について
5 その他

第4 出席委員等 千葉座長,石田委員,井上委員,江川委員,郷原委員,後藤委員,佐藤委員,嶌委員,高橋委員,但木委員,龍岡委員,宮崎委員,諸石委員,吉永委員

第5 その他の出席者 柳田法務大臣,小川法務副大臣,黒岩法務大臣政務官,
事務局(神,土井,黒川)

第6 議 事

○千葉座長 予定の時刻となりましたので,検察の在り方検討会議の第1回会合を開会させていただきます。
本日は,それぞれ御多用の中,御出席をいただき,誠にありがとうございます。
この度,本検討会議の座長を務めさせていただくことになりました,千葉景子でございます。私が進行役を務めさせていただきますので,どうぞよろしくお願いを申し上げます。
それでは,冒頭に当たりまして,まず柳田法務大臣からごあいさつをいただきます。

1 法務大臣あいさつ

○柳田法務大臣 皆様,こんにちは。
私が法務大臣の柳田でございます。委員の皆様方におかれましては,検察の在り方検討会議への御参加をお引き受けいただきました。本当にどうもありがとうございます。心から感謝申し上げます。
御承知のとおり,今回,大阪地検の元検事が証拠隠滅罪で逮捕・起訴された上,大阪地検特捜部の当時の部長・副部長までもが犯人隠避罪で逮捕・起訴されるという前代未聞の異例な事態となっております。
このような深刻な事態を受けまして,国民の皆様に納得していただけるような改革策を講じ,検察の再生を果たすため,今般,委員の皆様に御参集たまわり,検察の在り方検討会議を立ち上げさせていただくことになりました。
委員の皆様におかれましては,今回の大阪地検特捜部における一連の事態を踏まえ,検察の再生及び国民の信頼回復のため,どのような方策があり得るか,幅広い観点から抜本的な検討を加えていただき,有効な改善策,改革策について御提言をいただきたいと考えております。
御議論いただく内容につきましては,これまで,国会等におきまして,例えば,特捜部の組織の在り方,独自捜査の在り方などの論点が指摘されたところでございます。各方面の御指摘も参考としつつ,どのような事項について検討する必要があるかについては,皆様で御議論をいただきたいと思います。
なお,今回の一連の事態に関しましては,最高検におきましても検証が進められているところでございます。12月中下旬までには検証の結果が出るというふうに聞いております。本検討会議におきましては,このことも参考にしながら御検討を願えればと考えております。
また,これから御議論をお願いする段階ですので,検討の期間について,今後の御議論の中で定まっていくものとは考えますけれども,早急に検察の再生及び国民の信頼回復を図るという観点から,私としては,可能な限り本年度内を目途にして,有効な改革策に関する御提言をいただきたいと考えております。どうかよろしくお願いをいたします。
最後になりましたけれども,本検討会議の座長につきましては,前法務大臣の千葉景子先生にお願いすることにいたしております。皆様におかれましては,千葉座長と共に,忌憚のない御意見をたまわり,活発な御議論を重ねていただけますよう,重ねてお願いを申し上げます。よろしくお願いいたします。
○千葉座長 ここで,小川副大臣は,公務のために退席をされますので,どうぞお許しをいただきたいと思います。
(小川副大臣退室)

2 座長あいさつ

○千葉座長 それでは,改めまして,座長を務めさせていただきます千葉景子でございます。冒頭に当たりまして,一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。
私も,この間,参議院議員として,長年法務委員会での様々な議論に参画させていただいてきた一人であります。また,昨年9月から約1年間にわたり法務大臣を務めさせていただきました。私なりに,法務行政が国民に信頼されるものでなければならないという気持ちで取り組んでまいりましたが,道半ばで柳田法務大臣にバトンタッチさせていただきました。国民の意思に基づいて制定されました法と証拠とに基づいて社会正義の実現を担う責務を負っている検察官が,証拠を改ざんし,あるいは,犯人隠避に問われるという今般の事態は,国民の信頼を大きく損ねるばかりでなく,極めて社会の根幹に関わる深刻なものと受け止めております。
今回,座長の任を仰せつかることにつきましては,私なりに大変しゅん巡をした部分もございました。この間の私の責任も大変重いものがあったのではないかと感じたところでした。しかし,多くの皆様の英知をいただき,検察がよみがえるに当たり,私もその責任の一端を負うべきではないか,また,その一助となることができるのではないかとの考えから,座長就任をお引き受けした次第です。
非力な座長ではございますが,皆様のお力添えをいただき,私としても全力を尽くしたいと考えております。
今回の事態に至った原因等については,最高検においても検証が行われていると聞いておりますが,なぜこのような事態に至ったのか,十分な検討を加え,その上で,柳田法務大臣のごあいさつにもありましたとおり,幅広い観点から抜本的に,検察の在り方についての検討をしなければならないと考えております。
委員の皆様におかれましても,是非,国民の信頼を回復するため活発に御意見を出していただきたいと考えております。その一方で,与えられた時間はそう長くないとも考えておりますが,活発に御議論をいただいて,本検討会議として,今回の事態を踏まえた有効な改善策,改革策を提言することができますよう,御協力をお願いいたします。

3 委員自己紹介

○千葉座長 それでは,ここから進行をさせていただきたいと思います。
今日は,初回でもございますので,委員の皆様から自己紹介をいただければと思っております。この検討会議におけるテーマの設定,あるいは皆様からの率直な御提言等につきましては,改めて十分な時間をとらせていただいて,それぞれの皆さんからプレゼンテーションなどをしていただく予定にしておりますので,今日はそこをお含みいただきながら,まずお互いお知り合いになるということも含めまして,自己紹介という形でよろしくお願いをしたいと思っております。
それでは,五十音順になっておりますので,石田委員から,どうぞよろしくお願いいたします。
○石田委員 弁護士の石田省三郎と申します。1973年4月の弁護士登録で,司法研修所は25期でございます。
10年ほど前のことですが,私は,ある省庁の事務官をされた方の特捜事件の弁護に携わったことがありました。その方が,長期間,身柄拘束を受けた後に,私にこんな話を述懐されておりました。その方がおっしゃるには,「私は長年にわたって国に御奉公をしてきた。官庁のことは大体知っていたつもりだけれども,検察庁のようなこんなひどい官庁があるとは,今まで全く知りませんでした。そもそも他の官庁の職員は,密室で国民に接することはありません。上司はこんなひどいことをしていることを,本当に知っているんでしょうか。」というようなことを語っておられたことが今でも鮮明に記憶にあります。
この話は,正しく今検察が抱えている問題を端的に指摘したものではないかと思っております。一つは,密室での取調べの問題。もう一つは,検察のガバナンス,あるいは内部統制の問題であろうかと思います。
この会議では,現在の状況を許してきた状況分析,あるいは検察組織,人事,倫理規範,それから取調べの在り方や,供述調書中心の特に特捜事件の問題等々が議論の対象とされなくてはならないと考えております。具体的には,今,議論されている取調べの全面可視化の実現がその第一歩です。
私は一介の弁護士で,弁護士会の仕事もあまりしておりません。まして政府の諮問会議の委員になるのは初めての経験であります。一介の実務家ですので,研究者の方々のような高尚な議論であるとか,テレビに出てパフォーマンスをするといったようなことは全くの苦手であります。したがって,このような役割というのはあまり潔しとはしないのでありますけれども,この全面可視化の実現のためにいい機会と考えまして,参加の要請にお応えすることにいたしました。そのために,どういうことができるか分かりませんが,微力を尽くさせていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
○井上委員 東京大学の井上と申します。刑事訴訟法という分野を専攻しております。
長年,刑事法の研究に携わってまいりましたし,また,検察に限らないのですけれども法曹界にたくさんの教え子がおり,検察の分野でも,正義感に燃え,非常に熱心に仕事に励んでいる教え子が多数いるものですから,今回の事態は非常に衝撃的であり,また憂慮に堪えないという思いを抱いておりました。
ただ,他面,この件につきましては様々な情報,あるいは憶測等が乱れ飛んでいるようなところがあり,正確な事実がどのようなものであるのか,確信を持ってつかんでいるわけではありません。その意味で,正確な事実認識に基づいて,問題点の所在というか問題の本質がどこにあるのかを見極めながら,地に足が着いた建設的な議論をしていく必要がある,そうしていきたいというふうに存じております。
どうかよろしくお願いいたします。
○江川委員 ジャーナリストをやっております,江川紹子と申します。どうぞよろしくお願いします。
私は,文字どおり検察の在り方全体を見直すための会議というふうに認識して,お引受けをいたしました。つまり,大阪地検の問題,あるいは特捜部だけの問題,ましてやその数人のとんでもない検事がいたという問題ではないということであります。
お手元に資料として,本日発売の「文芸春秋」の記事をお配りしました。これは名古屋で起きた事件ですけれども,厚労省A元局長の事件とはすごく共通点がたくさんあります。
それから,私は今日の朝の新聞を見てあ然といたしました。布川事件という1967年に発生した強盗事件についての記事です。これもお配りしました。この2人の男性が無期懲役判決を受けて,29年も獄中にいた果てに,ようやく再審が認められて,今,水戸地裁土浦支部で裁判が行われております。2人は,その事件を起こしたという客観的な証拠は全くありません。そして,検察はずっと2人に有利な証拠を隠してきました。ようやく再審となっても,検察がまともな有罪立証できないにも関わらず,謝罪をするどころか,この記事にあるように有罪の主張をするというふうに報じられているわけです。
これが,果たして公益の代表者の対応でありましょうか。悪いことをした人は厳正に処罰をし,していない人は犯人扱いされないようにし,万が一えん罪があったときには速やかにそれを晴らして謝罪をするということが,国民の刑事司法に望むことでありますし,そのために十分な役割を果たすということが検察に対する国民の期待だと思います。
ところが,今はどうなっているでしょうか。先ほどのお話にもありましたように,あまりにも密室性が高い取調べとか,ルールがあってないような証拠管理だとか,証拠の開示が不十分だとか,様々な問題があります。それだけではなくて,人事,倫理,組織の在り方,多角的に見ていく必要があると思います。こうした多角的な議論をするには,やっぱり時間が必要であります。しかし一方,先ほどおっしゃったように,急ぐ理由もあります。特に今現在でも,この瞬間でもえん罪の被害者が出ているかもしれません。なので,捜査の問題など急いでやらなければならないことはまず最優先課題としてここでも議論をし,それ以外の組織の問題,それも根本からやり直さなければいけないという点については,時間をかけて議論をするということが必要ではないかというふうに思いながら,今日は参りました。
これ以上えん罪に泣く人を出してはならないと思います。それだけではなくて,こういうことがあると,若い法曹の人が検察官になろうという意欲が減退するのも,憂うべきことだと思います。検察関係者が本当に国民に信頼されているという実感を持って自信と誇りを持って仕事をしていただくような改革をするために,本当に私は微力を尽くしたいと思っています。
よろしくお願いします。
○郷原委員 弁護士で,名城大学教授もしております郷原と申します。
私,昭和58年に検事に任官いたしまして,平成18年3月,東京地検に所属して,法科大学院に派遣されているときに退官いたしました。その当時の東京高検の検事長が,この会議にも参加されております但木先生です。当時の法務・検察の幹部の方々の御理解もあって,私,その当時から組織に属しているころから,コンプライアンスをテーマとする活動をしてまいりました。法令遵守ではなく,組織が社会の要請に応えるという意味のコンプライアンスについての活動を続けてまいりました。今回もそういう観点からこの検討に加われという御趣旨であろうと私なりに受け止めております。
23年間,検察でお世話になってまいりました。私は検察に育てられた人間だと思っております。それだけに,検察の良い面,悪い面,両方を知っているつもりです。このところの検察には,閉鎖的な組織であり,なおかつ自己完結,全ての判断が自己完結する組織であるというところから悪い面が出てしまっていると考えております。私も昨年の春ころから,検察に対する批判的な意見をずっと公で述べておりますが,そういう観点から述べております。
そういう検察は,今,本当に国民の信頼を大きく損なっている状況にありますけれども,私はもともと検察にはもっともっとすばらしい組織の力があると信じております。私の検察での,あるいはコンプライアンスに関するささやかな経験を活用して,微力ですけれども,検察が本当に国民から信頼される,尊敬される組織になるよう,全力を尽くしたいと思っております。
よろしくお願いします。
○後藤委員 後藤昭と申します。現在は,一橋大学で刑法あるいは刑事訴訟法の教育を担当しております。
私自身の検察との関わりと申しますと,何十年か前に司法修習生として検察庁で数か月間の実務修習をして,そこで検察の実務をかいま見た。あと,ほんのわずかな期間ですけれども,弁護士として検察官と向き合うという経験がございました。しかし,その後の何十年かは,専ら研究者という立場から日本の刑事司法を見てまいりました。したがって,ここでの発言は,そういう見地からの発言が中心になると思いますけど,それが皆様の御議論に少しでも御参考になれば幸いです。
この会議で何を議論すべきかは,これから議論されると思いますけれども,私自身は,とりあえずは今回の大阪地検の事件が特殊な人たちが起こした特殊な事件であるという見方では足りないだろう,その背後にある構造的な問題を,私たちは考えていく必要があるのではないかと考えております。
もう一つは,これから最高検が検証されて,私どもも検討するわけですけれども,検察の現場の方たちがどういうことを考えているのかを,私は知りたいと思います。現場からこうすべきだという新しい提案が出てくるような組織になることが,望まれるのでないかと考えております。
○佐藤委員 佐藤でございます。
私は,県警察で鑑識課長,捜査一課長として対応する検察庁と,大阪府警の捜査二課長として大阪地検の特捜部と,警視庁の捜査二課長,刑事部長として東京地検の特捜部,刑事部と接してまいりました。それから刑事局長等として,警察庁で各地の高等検察庁,さらには最高検察庁と協議を重ねてまいりました。今回は,そういう過程で私が得ました検察に関する知見というものを踏まえた上で,意見を申し述べたい,こう思っております。
さらに,検察には,警察はもとよりでございますけれども,全ての第一次捜査機関から事件が送られるという意味において,大変捜査機関との関わりが深い,そういう組織であります。
私,ちょっと危惧しているのでありますけれども,この度の無罪事件,厚労省をめぐる無罪事件を経まして,全国の検察官がひょっとすると公訴を提起することに,過度に慎重になってはいないかということを危惧しております。ことほどさように検察の在り方ないしは検察の姿勢は,全捜査機関に関わりを持ってくるという意味において,検察問題はひとり検察にとどまらないという性格を持っていると思います。したがって,そういう立場からも御意見を申し述べたいと思っています。
御承知のように,今日の我が国は混とんといたしておりまして,しかも不安定な状態にあると思います。こういうときでありますだけに,秩序維持の任を担う検察には私はしっかりしてもらいたい,そうなってもらわないと困るという,そういう気持ちを強く抱いておりますので,そのようなことに少しでもお役に立つことができればということで,この委員を引き受けさせていただきました。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
○嶌委員 嶌信彦と申します。私は,1967年に毎日新聞に入りまして,地方とそれから東京本社の経済部に20年おりました。その後,87年にフリーになって,以後23年になります。
今回,なぜ私がこういう場に呼ばれたのか,一つ判然としないところもありますけれども,僕自身としては,地方にいた時代に社会部的な事件を随分担当しました。また,地検の人ですけれども,検察庁の人たちとも,随分議論しました。それから,経済部時代には,社会部が中心になっていましたけれども,ロッキード事件のグループに僕は入って,ロッキード事件を経済の視点から一緒に取材をするという経験もございました。その他,その後,私は法曹界やあるいは検察や弁護士の方々等に知人,友人多いものですから,よく検察と政治といった話をしてきたわけです。
基本的にどういう問題を扱うかということに関しましては,今,皆さんがおっしゃったことに,基本的に賛成でありますけれども,同時に私自身が日ごろ考えていることを一,二申し述べたいと思います。それはどういうことかと言いますと,経済から言うと,20世紀型の経済の在り方と,21世紀型の経済の在り方というのは大きく変わっているわけです。ビジネスモデルだけではなくて,全ての問題について新しい秩序,新しい体系というものをつくろうとしている。今のTPPの問題なんかも,その一つだと思います。
言ってみれば,20世紀というのは冷戦時代で,自由主義対社会主義というような大きな価値観の軸があって55年体制がつくられてきた。その中で特に日本は長く自民党政権下にあり,自由主義社会の中に入ったわけですから,自由主義的な価値をどう守るかというようなことが,非常に大きなポイントだったんじゃないのかというふうに思うわけです。日本の経済界が自民党に政治献金をしたという,その大きな建前の理由というのは,やはり自由主義社会を守るということにあったわけです。しかしながら,冷戦が終結し,自民党政治が崩れて細川政権ができて,新しく政権が変わると,そういう自由主義を守るといった建前の政治献金をいったんやめるわけです。その後一度復活して,また今回,政治献金の問題をどうするかということが議論になっています。
これも,やはり今までの20世紀型の大きな価値観というものが崩れて,新しい価値観が21世紀の中に出てきている。しかし,それが何なのかということがまだ完全には定着していないわけです。民主主義だとか人道主義だとかそういった普遍的なものもありますけれども,例えば環境の問題だとか,二極化,透明化,外交文書の公開など,あるいは新興国だとか発展途上国が入ってきたときに,IT化,グローバル化の中で,犯罪の在り方や罪の大小などの判断も異なってくる。そういったときに,先日も見聞しましたけれども,例えば同じ麻薬の問題を処理していて,日本ではそんなに重い罪にはならないけれども,他国では死刑みたいなことになるといったような問題を,我々は一体どう考えるのかと。そういう意味で言えば,犯罪の問題なんかに関しても,グローバルスタンダードというか,そういうものをもう少し考えてもいい時代に少しずつ来ているんじゃないのかというふうに思います。
それからもう一つは,よく検察の正義という言葉が使われる。検察の正義と言われると,何かアプリオリにそういうものがあるんだというふうに考えていたし,そして,先ほどから皆さんがおっしゃっているように,社会の根幹をきちんと守るんだとか,秩序の維持を守るんだというようなことがあると思うんですけれども,一体この21世紀における検察の正義というものは何を意味しているのかということを,抽象的に言うだけではなくて,もう少しその哲学とか理念というものをはっきりさせるということも,これからは国民が検察問題を考えていく上で重要なのではないのかなというふうに思います。
そしてもう一つは,このIT化,グローバル化の時代になって,かつて考えられていた犯罪と,そうではないような,一般の人間がなかなか判断しにくい,そういう事件もあるわけですね。最近の例では,ライブドア事件なんていうのは非常に分かりにくい事件で,そして,最終的には刑事事件になったわけですけれども,そういった一般の人にはなかなか分かりにくい,グレーゾーンと言われるようなそういうような問題の考え方というのを,一体どうしたらいいのか。これこそ,また新しい21世紀型の新しい社会倫理というものが非常に重要な意味を持ってきている。IT化,グローバル化というのもまた金科玉条のように言われるけれども,その中で,やっぱり守らなきゃいけない倫理だとか道徳だとか,そういったようなこともあると思うんですね。市場原理主義が社会にもたらすゆがみと検察の正義を考える判断との関係性などです。そこら辺のことも少し明らかにするということも大事なのかなという感じは持っています。
それからさらに,私は新聞記者ですから,いろいろなことに関心を持つわけですけれども,僕らがよく耳にすることは,やっぱり検察と報道の在り方ということも報道人でもあるために,いろいろな人に聞かれるわけです。よく言われる検察のリークというのは本当にあるのかないのかとか,検察とメディアの一体化などについても聞かれるわけです。そして,現実問題としては,確かにメディアに,ある事件が起きると,まるで申し合わせたように一斉にある種の方向を向いて書かれることが少なくない。それは罪であるということもあるし,そうでないということもあるし,いろいろあるわけですけれども,そういったような報道というものが,テレビも含めてですね,一般の社会に大きな影響を与えてきているときに,検察と報道の在り方,ここで議論をすることがふさわしいのかどうか分かりませんけれども,恐らく多くの人たちは,この問題というのは一体真相はどうなっているのかということを聞きたがっている側面もあるのではないのかというふうに思います。そういったことに関しても,ある程度の物の考え方を整理しておくことも僕は大事なのではないのかというふうに思います。
その他幾つか細かい点はありますけれども,その他の点については,今後,会議が始まったときにきちんと申し述べたいというふうに思います。
どうもありがとうございました。
○柳田法務大臣 国会にすぐ来いということなので,行かなければなりません。最後まで皆さんのお話を聞きたかったのですが,申し訳ありません。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
(柳田法務大臣退室)
○高橋委員 慶応大学の高橋と申します。よろしくお願いします。
何か私だけ,ちょっと場違いなような感じもございますけれども,私,専門分野,二十数年ずっと人と組織の問題,端的に言いますと,主に民間企業ではございますけれども,人事の問題,人材育成の問題,リーダーシップの問題ですね,ずっと携わってまいりました。この13年ぐらいは慶応大学のSFC,いわゆる藤沢キャンパスというところで,調査・研究活動などもずっとやってまいりました。
私,素人ながら,もう本当に法曹界のことは門外漢でございますので,本当にこの会合の間に勉強を急いでやらせていただきたいなというふうには思っておりますけれども,素人ながらに今回の事件を見させていただいても,間違いなく根幹に人と組織の問題はあるなというのは分かるわけでありまして,そうであるとすれば,やっぱり人と組織の専門家はこういう会議には是非入れてほしいなと思っていたら,なぜか私のところに連絡がございまして,もうそうなったらこれは大変重要なお国の問題でもありますし,本当に私でいいのかということもありますけれども,是非一つ,人と組織の分野のプロの人たちが私の周りにもたくさんおります,研究者,実務家,そういう人たちを代表して,いろいろと意見をあるいは貢献をさせていただきたいというふうに考えております。
私自身,実は最初の振り出しが,皆さん,こういう法曹界では年次というのが大事のようでございますが,私は1978年に実は当時の国鉄でございまして,準公務員から始まっておりますので,公務員の人事制度のようなもの,例えばキャリア制度なんかも身をもって実感をしてきております。思いますのは,やっぱり本当に今の嶌委員が言われたとおりでございますけれども,民間企業というのはこの数十年の間に,本当に激しい環境変化にどう対応をするかでもう四苦八苦してきた。それが何か悪い方に出る部分もございますし,改革がスムーズにうまくいくケースもあったと思うのですが,そういう変革をせざるを得ない状況に追い込まれてきたのに比べると,やはり私,いろいろお付き合いさせていただく中では,官公庁はあまりにも後手後手に回っていると,人と組織の問題ですね,という気がいたします。
例えば,その国鉄にいたしましても,私も同期なんかに時々会いますが,やっぱり民営分割後,あのころの組織,人の分野の見方で言いますと,あのころとは様変わりですね。それは,利用者である皆さん方も感じておられるところはあるんじゃないかと思います。そうでなければ生き残れなかったわけであります。それに比べても明らかに,どうも検察に限らずだと思うのですが,世の中の変化に追いついていない。特に人の育成とかですね。いわゆる精神論とかモチベーション論ではどうにもならない。つまり能力が不足している,そういう新しい能力を持った人材育成が後れているというような分野が当然あると思うんです。それから組織マネジメント的にも,組織をもう少しどうやってモニタリングしていくのか。それは,もちろんコンプライアンス,職業倫理の問題しかりですが,それだけではない。本当にちゃんと人が育っているのか,どうやってモニターしているんだろうか。あるいは,その上の幹部の人たちのリーダーシップスタイルというのが,本当に今の時代環境に合ったような形で育成されて,育まれてきているのか。
私は,是非そういう観点から,いろいろ勉強させていただいた上で,具体的に何かこうしたらいいんじゃないか,ああしたらいいんじゃないかということを提言をさせていただければと,こんなふうに思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
○但木委員 但木と申します。1969年に検察官に任官いたしまして,今から2年少し前に検事総長として退官をいたしました。
今回の事件が起きまして,誤った検察権の行使によって,164日という長きにわたって厚労省A元局長の自由を奪ってしまったということについては,誠に痛恨の極みと言うしかないと思います。また,検察官がよって立つ客観的な証拠というものを,有罪立証の邪魔になるということで改ざんするというようなことは決してあってはならないことで,そのような事態が生じたことについては誠に残念という以上の感じを持ちます。
それをやった検事につきまして思いますのに,彼も検察に身を投じるときは,恐らく有為の青年であり,また健全な正義感を持った青年であったのではないかと思います。それが14年間余り検察におりまして,その結果,証拠を改ざんしても有罪を勝ち取るというような心境になぜなってしまったんだろうかということを,私は本当に痛切に感じております。検察の文化にゆがみが生じていて,それが彼をして全く考えられないような行動に走らせたのではないか。私も,その検察の風土,土壌を共に形成してきた一人の責任者として,私自身の責任も免れないというふうに思っております。
この問題につきましては,検察官が公益の代表者として公正な判断をして立ち止まるという勇気を喪失していたということが,非常に大きな原因になっている。その原因については,今,最高検で検証している最中と聞いておりますので,是非原因を深く究明してもらいたいというふうに思っております。
いずれにしても,国民主権下において,検察権の正当性の根拠は国民の信頼にあると思っております。国民の信頼を失った検察というのは存立基盤そのものがなくなってしまうんだというふうに思っております。そういう意味で,今回この在り方検討会議において,何の枠もなくあらゆる皆さんの視点から御指摘をいただいて,検察が国民の信頼を取り戻して健全に出発できるように,私も自分のあらん限りの力を注ぎたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
○龍岡委員 龍岡でございます。現在,学習院の法科大学院で刑事法を担当いたしております。
法科大学院に参ります前,40年間,裁判官を務めておりました。裁判官としては,刑事裁判に携わることがほとんどでありまして,地裁の段階から最高裁に至るまで,検察官の仕事振りについてはつぶさに拝見してまいりました。捜査,公判における検察官の活動,私の印象では,非常によくやっておられたというふうに思っております。いろいろと大変な事件をまとめ,立証を尽くすということは非常に大変なことで,検察は,そのような困難な事件についてもきちんとやってこられたと,そういう思いが私には強いように思います。
それが今回の事態,これは報道に接するところですので,実態のところは正直なところよく分からないところもありますけれども,このことは私にとりましては,恐らく皆さんにとってもそうだと思いますけれども,信じられない思いがいたしております。刑事司法制度が健全に動いていき,国民の信頼のある刑事司法制度となるためには,法曹三者の力がどうしても必要なわけです。その中でも,検察の役割というのは非常に大きなものがあろうかと思います。そういう意味で,国民の信頼を回復できるような本来の検察になっていただきたいと,裁判に携わってきた者としてはそういう思いが非常に強いところがあります。
本会議でどの程度力を尽くすことができるか分かりませんけれども,微力を尽くしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○宮崎委員 弁護士の宮崎と申します。
私は,今年3月まで2年間にわたって日弁連会長を務めてまいりました。私が会長を務めていましたこの2年間は,司法制度改革の最後の仕上げとも言うべき裁判員裁判が実施され,また,改正された検察審査会の新しい活動が開始されるなど,刑事司法の改革が注目を集めた期間でもありました。しかしながら,その期間は,一方で志布志事件,足利事件,布川事件など,多くのえん罪事件が明らかになった期間でもありました。
日弁連は,その原因が自白偏重の調書裁判である,人質司法にあると批判し,かねてからえん罪防止のために警察を含む取調べの可視化や,あるいは証拠隠しを防ぐための検察官の手持ち証拠の全面開示を求めてまいりました。しかしながら,今次,司法制度改革では,裁判員制度導入に伴う手当てがなされたのみで,えん罪防止の観点からの日弁連の上記2点の提言はほとんど受け入れられず,今もなおえん罪防止についての不十分な制度となっています。このような重大な人権侵害が続きながら,なぜ制度改革がなされていないのか,極めて残念であり,日弁連としても,当時力不足を私は個人的に痛感していましたが,更に言えば,最高検の今次の取調べメモの廃棄通知を見ても分かるとおり,えん罪を防ぐべき検察自体の取組は,最高検を含めて極めて不十分,極めて遺憾と言う他はありません。
公益の代表者として,無理に有罪を取ることが検察の仕事ではないはずです。しかしながら,今は無理にでも有罪を取りにいくという文化がまん延しているように見えます。こういう点にも目を配りながら,この会議がえん罪防止のための有効な制度を導入するための契機であってほしいと願っています。そのための実効的な制度導入のための議論が,皆様方と一緒に議論をして導入できれば幸いであると考えております。
そのためには,先ほどありましたように,期間は短くなければならないけれど,期間に縛られて有意義な議論ができないということも避けなければなりませんし,また,最近,私はマスコミから,大阪地検特捜部を始めとする組織の存廃についてよく質問を受けますが,そういうとかげのしっぽ切りのような議論には全く興味はない。検察制度全体が良くなればその点の議論は問題ない,このように考えているところであります。
こういう問題意識を持って議論に参加させていただければと思います。よろしくお願いします。
○諸石委員 諸石でございます。
私は,長年にわたって企業内弁護士というのを務めてまいりました。企業内弁護士の非常に大きな仕事が,その企業の中におけるコンプライアンスだとか内部統制にあるわけでございます。私はその中で,人のさがは悪いものという性悪説でもなく,人のさがは善いものだという性善説でもなく,人のさがは弱いものだという性弱説とでもいうんですか,そういう考えに立って長年仕事をしてまいりました。
企業の中で,ごく普通の人が目の前に誘惑がぶら下がっている,その行動を監視,けん制する機能が欠けているときには,ややもすると道を踏み外す。それは企業にとって大変な痛手であり,本人にとって大変な不幸である,そういう事態をたくさん経験してまいりました。
日本の検察は,これまで国民の大きな信頼を集めてきたと考えております。近年になって,幾つかのほころび,それもかなり大きなほころびが出てきたなという感じを抱いております。検事も人の子でございます。自分なりの倫理観,正義感が行き過ぎるという場合もありましょうし,世論だとか上司の期待に応えたいというあまりに道を踏み外すということが,検察の世界でもあり得るのだということだろうと思います。
そういうことが起こらないようにするためには,内部あるいは外部からのけん制機能,それによるチェック・アンド・バランスということを,検察においても取り入れていく必要がございます。それによって検察の理念といいますか,価値観,空気,そういうものが変わっていく必要があると思っています。
この検察の在り方検討会議というのは,先ほどからお話を伺っていて,いろいろな世界の方が本当に真剣に考えておられる,格好の機会になり得ると思っております。ここで方向性を打ち出して,それが一つ一つ確実に実現していくような会議にしていきたいと念願しております。
よろしくお願いします。
○吉永委員 ライターをしております吉永と申します。
主に人物ノンフィクションであったりとか,あるいはまた性同一性障害のような,世の中で割と生きにくい人たちのことをテーマに書いております。ですから,法律とは,ほとんど無縁で生きています。特捜事件等を取材したこともありません。恐らくこの委員の皆様方の中では,一番一般の人に近い位置に私はいるのかなというふうに思っております。今回の出来事は,法をこつこつ守って生きている人にとって,極めて重大な裏切りであると同時に,コンプライアンスの頂点にあるものが崩れていくということは,一体何を我々は信じて生きていっていいのかという,正に法治国家の根幹に関わるものを自ら崩したというふうに認識をしております。
大阪地検の問題は一番直近の露呈した問題であり,言語道断,前代未聞と言いますけれども,突如としてこのような有様になったとは到底思えないわけです。今日江川さんから配布された布川事件,これも1967年だったかと思います。この時にすでに,自分たちに不利な,被告に有利な証拠を隠すということがあったということです。それがそこで反省されることもなく突っ走った結果,とうとう2010年に至っては証拠をねつ造するというところまで進んでいってしまった。ですから今回は,本当に長い間かかって内部に巣くっていた病巣が,ついに外にまで出てしまった状況なんじゃないかというふうに私は捉えております。
ですから,検察の歴史を遡ってどこで間違ったのかとか,どこで最初の病巣ができたのかまでたどっていかないと根絶することができない。当然ながら法曹関係の方ですから,これは間違いであるという認識が最初はあったかと思います。でも,それがなぜかくも自浄作用が効かなかったのか。これは組織の問題,体質の問題,人の問題,それからもしかしたら評価制度の問題,そういう中に病巣を育てたおごりや特権意識を生んだ原因が潜んでいるのだと思います。
今回,私が一番戦慄を覚えたのは,特捜部長が一片の私心もないと言って胸を張ったときでした。私心でやりましたというのであれば,これは個人の問題かもしれませんが,私心がないということは,自分は正義のためにやったと,検察のためにやったということなんだろうと思います。自らの正義が正義なんだという思い上がりと,検察の正義のためにはえん罪を生んでもいいという開き直りを感じます。つまり,間違いを分かっていてやってしまうのが腐敗だとすると,間違っているということすら認識できなくなってしまった状況というのは,その一歩先の堕落というところの域にまで行っているのではないかなというふうに考えます。
えん罪事件というのはその人の人生を奪うということと同時に,本来ならもっと追及をしなければいけなかった部分が追及されないで済んでしまう上に,真犯人を逃がしてしまうということもあり,国民にとっては大変な損失と不幸を生み出すというふうに思っております。
一度失った信頼を取り戻すということは大変難しい。えん罪で苦しんだ人の苦しみを思えば,もっともっと苦しんで生まれ変わるということを全力でやるべきだというふうに思っております。本当に検察が信頼できる組織に変わったと納得してもらうためには,委員だけでなく全ての法曹関係の方々が,どれだけ真摯にこの問題と向かい合ったのかというその過程を,一般の国民の人たちと共有できるかどうか。ここが信頼を取り戻せるかどうかの根幹に関わる部分かなと私は感じております。
権力を持った組織が緩むと法治国家の根幹が緩み,安心して生活ができなくなります。重大なことと受け止め,非力ながら一生懸命考えさせていただきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。
○千葉座長 ありがとうございました。
本当に,それぞれの皆さんからこの問題に対する大変深い思い,そしてそれぞれの御専門の課題等々について,自己紹介という形でいただいたこと,心からありがとうございました。
今日は原田委員が御所用がございまして御欠席となっておりますので,改めて次回等でまた御紹介を申し上げたいと存じます。
続きまして,検討会議の事務局からの出席者の中で,主に私の様々な補佐をしていただく,ここでの皆さんの御意見などを整理をしていただくなど,そのような際に手助けをいただくこととなっております方々に,簡単な自己紹介をお願いをしたいと思います。
○事務局(神) 事務局を仰せつかりました,弁護士の神洋明と申します。
私は,日弁連において刑事法制委員会の委員長を現在務めておりまして,法務省の関係では審議会の幹事ないし委員は歴任させていただいたのですが,全くの事務局というのは初めてであります。どのようにしてやっていいかということも,全く素人でありますが,ここは私の30年来の弁護士経験と,弁護士として検察と立ち向かってやってきた事件も幾つかございますので,それらを自分の材料としながら,皆様方の御議論に資するような形で,この会議を円滑に進めるような努力をしてまいりたいと思います。
一つよろしくお願いいたします。
○事務局(土井) 京都大学法学研究科の土井と申します。憲法を専攻しております。
大変微力でございますが,委員の皆様方が活発な議論をしていただけますように,座長をお助けしたいというふうに思っておりますので,よろしくお願いします。
○事務局(黒川) 法務省大臣官房付の黒川でございます。
神先生と土井先生と協力させていただいて,この検討会の円滑な議事の運営のお助けをしたいと思いますので,何なりと事務局の方にお申し付けいただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
○千葉座長 ただ今自己紹介をしていただきましたお三方につきましては,座長の私の補佐役という形でお願いをしてございます。そういう意味で,この会議の席上で資料やあるいは材料の御説明などをすることは,私の指示の下でさせていただくということで御了解をいただきたいと思います。
それでは,次に検討会議の運営方法について御協議をお願いしたいと思いますので,報道関係の方はここまでということで,今日は御退室をお願いをしたいと思います。
(報道関係者退室)

4 議事の公表等の在り方について

○ 議事録の作成等について協議が行われ,発言者の氏名を特定した議事録を作成し,原則として,インターネット上の法務省サイトにおいて,配布資料と共に公表すること及び捜査・公判中の事件に関わる事項や個人のプライバシーに関わる事項などの公開に適さない事項については公表しない措置を採ることについて,委員から特段の異論は出なかった。
○ 会議における発言等のうち,公開に適さないとされたものについては,各委員においても外部に公表しない旨の申合せが行われた。
○ 会議の傍聴を認めるかどうかについて協議が行われ,基本的に公開することとされたが,委員からは,会場における傍聴を認めるとの意見や別室におけるモニターでの傍聴を認めるとの意見など,様々な意見が出され,その具体的な方法等については引き続き協議することとなった。

5 その他

○ 検討会議として検察庁等に対する視察を実施することとし,日程調整を行うこととされた。
○ 第2回会合は,平成22年11月25日(木)午後1時30分に開催することが確認された。
―了―

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