くすぶりつづける中東の火種

米国の中東戦略の要として,イスラエル支援,エネルギー確保,ドル基軸の安定,さらには,アジア新興産業国の牽制も含めた石油戦略など,細かく見ていくといろいろ考えられるんだけど,ユーロ仕立てで石油取引を行うとしている反米産油国が上の戦略においてまさに目の上のたんこぶなんだな.

相変わらず戦火が続くパレスチナやレバノン,トルコとクルド人の衝突,パキスタンの内紛,泥沼化するアフガンとイラク,ますます緊張感が増してきた中東方面である.

イランが原油のドル取引廃止を提議 OPEC秘密会議がテレビで報道陣に筒抜け

http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200711190932041

原油価格の暴騰と、産油国に打撃を与えるドルの下落が続くなかで開催される石油輸出国機構(OPEC)の本会議を前にして、最終声明文を作成するために開かれた秘密会議の模様が技術的なミスでテレビ中継され報道陣に筒抜けになっていた。イラン外相が提議しベネズエラの石油相が支持した「原油価格と通貨バスケットとのリンク」案が、サウジ外相が反対したために流れたというやりとりだ。17日付のイスラム・メモが報じた。だがイラン外相はOPEC財務相会議で協議することに固執しており予断を許さない模様だ。現在多くの産油国の原油はドルで輸出され、湾岸諸国の通貨はドルとリンクしていることが、ドル価格を一部下支えしているが、イラン案が実施されれば、ドルの急落化に拍車がかかる。(齊藤力二朗)

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